しずおのゲーム日記

ゲームのプレイで発見したものとか、起きたこととか、ソシャゲの毎日の記録などなどを書きます。記録を積み上げて達成感を味わいたいのが目的ではじめました。

ただのソシャゲが人生の恩人になる

 最近始めたこのソシャゲ日記用のブログをこんな時に使うとは思いませんでしたね...詰まりに詰まった思いをなにかに書き留めたかったしとある方のブログに感動してしまって私もブログを書こうと決めました。語彙力ないし誤字しそうだし話がずれちゃったりしますが最後まで読んでいただければ幸いです。

 

 まず夢キャスに出会う前の私の話をします。私は外国生まれで中学校から途中で日本語力ゼロの状態で日本の学校を通っていました。勉強はほかの子より倍の量でやって途中嫌になって休んだ日が多々ありましたが優しい環境に囲まれたおかげで無事理系の国公立大学に入れました。実家から遠いところでしたので一人暮らしをしてましたし真面目な性格を持っているせいか親に負担をかけたくなくて親からの仕送りなしで大学生活を過ごそうと決めました。

 最初はいけるやろって軽く思ってしまいましたがそんな甘い考えをした私はバカでした。中高の時は勉強だけ集中すればよかったの状態でしたが大学に入れば勉強だけでなく普段の生活の費用など、全部自分で管理しなきゃいけなくて、大学の勉強とバイトとサークルと人間関係で多くなものを抱えてしまいました。私はバカでしたので勉強は人一倍の量でしないと無理だし人の頼みになかなか断れない人なのでテスト勉強だからこのシフトに入れないとは言えないしサークルでの大きな仕事を任されてそれを断れずでいた。SNSでも「このソシャゲのキャラに課金しないと愛がないって思われそう」「あんなにイベント行きたいって言ってるのに全然行ってないじゃんなんなの??って思われるのやだな」とかいろいろ考えてしまって時間とかお金とかいっぱいいっぱいになってストレスでうつ病になり寝込んでしまいました。

 うつ病っていっても体が重くなってなかなか起き上がれない程度で思考はまだ保たれたしそんな状態でこのままだとこの生活を進めても無駄だし気力がまだ残ってる?間に親に相談とかして中退の手続きとかいろいろ整理して実家に戻って病院に通って実家で体と精神を休むことにしました。

 実家で休んでいる間自分のこれからをいろいろ悩んでいました。ゲームばっかやってスマホばっかいじって部屋に籠りっぱなしで思考がネガティブになる一方で、仕事を探す気力もねーしこんなダメなやつが社会人になってもただの迷惑じゃんもう無理やろっていう考えが膨らんでいくだけでした。

 

 

 そんなある日ツイッターのフォロワーさんより曲はいいよって激推しされたのが夢色キャストで、そこからがはじまりでした。本当はソシャゲとかもういいやって思いましたが曲だけ聞いてみるかって思ってメイン曲?のCALL HEAVENを聞いたんですが、やばっ!!!!歌うますぎ!!!!なんやこれ!!!!!きらきらしてる!!!!;;;;;って感動しっぱなしで軽率に始めてしまいました。

 アプリのチュートリアルの後好きなキャラのRがもらえるんですけど最初は推せそうな子はいないなと思ったんですが声と自己紹介で城ケ崎昴という子がいいなと思ってその子を選びました。明るくて元気で前向きな子でバカなところがかわいらしくてどんどん惹かれていきました。その子のストーリーを進んでいくんですが昴はサッカー選手目指していたがケガで思うようにプレイができなくなって挫折をしましたがテレビで藤村伊織という同年代の子が歌舞伎の道を捨てミュージカルの道を選んだみたいなのを見て、その子に憧れを持ち始めてミュージカルをはじめたという設定です。そんな彼のストーリーを見守りながら、中途半端で大失敗をした私から見て、彼の物語が心に刺さって私を頑張れるように思わせてくれた第一歩へと背中を押してくれた感じでした。

 その思いを更に強くさせてくれたのが昴の声優、畠中祐でした。夢キャスより前にやっていたソシャゲで聞いたことある声優の名前でしたがその子がどういう子なのかを夢キャスで知り、彼の魅力にどんどん惹かれていく中、気づかないうちに彼から元気をいっぱいもらいました。彼とは同い年なんですがその事実を知ったとき、頑張らなきゃっていう気持ちが強まりました。

 そして数日経ち、ゼロからでも頑張ろうって思いようになりました。ちょっとは前向きになったとはいえまだ完全に回復したわけではないので、パートだけでも探そうと決めました。そのから数年経って生活が少しずつうまくなっていき、回復が順調になって病院からもらった薬を頼らなくなったし、仕事も途中でパートから無事会社員になりました。

 そして11/9にきた夢キャスのサービス終了のおしらせ。ソシャゲはいつか終わるときがきたしアプリ自体そういうフラグが数回立ってたのであーやっぱりかーって思ったんですが、そのあとじわじわきた涙が止められなくなりました。悔しい。ただただ悔しい。この作品でいろんなものを経験しましたし楽しい思い出が山ほどありました。毎月やってたキャストがMCを担当していたニコ生、全国4か所で行ったファンミーティング、初めて経験した2.5舞台、幕張で全員がそろったドリームショー。楽しくて、キラキラした思い出でいっぱいでした。この3年間が本当楽しかったし、キャストにまで愛された作品だしキャストもファンもこういうのがやりたい!っていう目標がたくさんありました。しかしサービス終了という言葉を聞いて、あのとき語ってた目標がもう叶えられないのかって思ってただただ泣いてました。ジェネシス含めのライブやりたかったし、ファンミまたやってほしかったし、なにより元気を与えてくれた昴と畠中に出会わせてくれた恩をまだ返しきれていない気持ちでした。

 そんな落ち込んだ気持ちのなかで関係者の方々の言葉を見ました。夢キャスはまだ終わらない、負けられない、いつかまた会おう、そんな言葉を受けて、「キャストがこんな素敵な言葉言ってんのにてめえは落ち込んでんでどうすんだよ!!」って思ってちょっとずつ元気を取り戻せました。夢キャスはアプリが終わっても私の心の中では生き続けているし、夢キャスからもらった嬉しい気持ちやつらい気持ちとか、それを全部全部大切にして、与えてくれたこの第二の人生を歩んでいこうと決めました。

 

 いつだって「今」が最高のチャンス。これが昴の座右の銘でした。今の私にとってこれはすごく響く言葉で、この考え方?のおかげで私は踏み出せることができました。夢キャスだっていつだって帰ってくるチャンスはある。来年のどっかになるかもしれないし5年後とか10年後とかで突然ぱっと帰ってくるかもしれない。そのときがくるまで元気でいなきゃですね。いつかまた会えることを願います。

 

 

ここまで読んでいきありがとうございます。

もしここまで読んだツイッターのフォロワーさんがいたらこの場を借りして一言言わせていただきます。TL上で元気なふりしたり、大学生活順調だぜとか大学無事卒業社会人だぜとかそういう状態を表に出してたんですけどあれは情けない自分を知らせたくなくて偽っていました。ごめんなさい。そんな自分もクソほど嫌になりましたのでもうそんなことはしないと誓います。改めて謝らせていただきます。申し訳ございません。

一言じゃねえな。

 

さて、夢キャスはあと少しなんですが最後まで楽しんでいきたいと思います。11月23日は昴の誕生日だし明るい気持ちで迎えたいものですね。

改めて、この長い文章を読んでいただいて感謝します。

それでは。